犬も歩けば棒に当たる                  ―――何かいい事に当たるといいな
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2010/08/25 (Wed) 永遠の0 追記

ゼロ戦のフィクションは何冊か読んだので目新しい部分はあまりなかった…などとふざけた事を書きましたが、それは読み終わった後の充実感でうっかり細部を忘れていたからだ、と気づきました。

読み終わってしばらく経ってからじわじわと考えさせられる内容がてんこ盛りでした。

まず、ゼロ戦が800キロの飛行が出来たという事
…は、関係本にはよく出てくる話ですが、永遠…の中では、それがパイロットにとってどれほど過酷な事だったかに視点が当てられていました。

3時間敵に見つからないように飛んで、帰路の燃料ぎりぎりまで空中で戦って、また3時間かけて戻って来られる。
どんな無茶な作戦も地図の上とゼロ戦の性能上からは可能です。
だから7、8時間乗りっ放し、それが週に4、5回の出撃。
元々が太平洋上での戦いを考慮されたので飛行性能が高いらしいですが、他の国では戦闘機に乗っていられる集中力は1時間半が限度だと考えられていたようです。

限界だから飛行距離の高い戦闘機を作らなかったのか、それとも技術的に無理だったのか、その辺りは不明ですが、ドイツのメッサーシュミットはついにたった40キロのドーバー海峡を渡れなかったそうです。

勿論、連合国側の攻撃があるからなのですが、空中で戦っているうちに燃料がもたなくて戻るしかなく、結局海を越えられずロンドンは空爆されなかったと。


そんなに飛べるゼロ戦は、だから物凄く軽く出来ていて防御力が殆どなかった、とか。

英米その他の国で撃墜王と言われるエースパイロット達は殆ど一度はゼロ戦に落とされている、とか。

他の国のパイロット達は戦闘機が落とされても助かる確率が日本よりずっと高かったようです。戦闘機飛ばす時は必ず潜水艦を出して不時着したパイロットを助けるとか、戦闘機自体を防御する飛行機も沢山飛ばしたとか。

でも、日本のパイロット達は一度落とされたらそれでおしまい。
海に落ちたらフカのエサです。
ひどい話だなあ…と思うのは、もし今日本が戦争したら政府も外務省も当時と全く同じヘタを打ちそうな気がするから。

私は「特攻に志願しません」と言えるような精神力の持ち主ではなく、竹やりで戦闘機を落とせとお上に言われたら真剣に竹やり攻撃の練習をしてしまうレベルの人間なので、上がちゃんとしてくれないと有事の際には本当に困ります。

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