犬も歩けば棒に当たる                  ―――何かいい事に当たるといいな
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2010/10/14 (Thu) 漢方外来三回目

前回処方された麻黄附子細辛湯、

「ヒロポン飲んだみたいに覚醒しちゃって全然休めないんです」
と訴えましたところ大受け。それは申し訳ない、とお薬が代わりました。


加味逍遥散はそのまま、そしてもう一種類は黄連解毒湯です。
さあどうなるでしょう。わくわく。

漢方外来は完全予約制です。
3時の予約少し前に到着して待合室におりましたら、韓流ドラマが映っていました。
タイトル

「シンデレラのお姉さん」

シンデレラのお姉さん………アタシか!?
シンデレラのお姉さんが主役張れる日がやって来るとは、時代が私に追いついたのか

↓シンデレラを苛め抜くお姉さん役を踊った時の写真@4年前。
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写真を掘っていたら、この頃はまだ動けたよなあ…としみじみいたしました。
最近はへえ、もうあちこち痛いし息切れてはあはあだし……。
一年毎の劣化が物凄いです。

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2010/09/02 (Thu) 麻黄附子細辛湯

お騒がせいたしました本年一月末の手術以来、暫くは投薬治療が続いております。

投薬治療と言っても一日にお薬たった一粒。
重い副作用もなく、強いて言えばこうだったりああだったり…とか何とか説明があったのですが。

問題は、その副作用が夏バテと殆ど同じ、という事でございます。

だるい~、とか、体重い~とか。何かやる気出ない~とか。
大体殆どの市販薬に書いてあるような副作用と一緒です。
イライラするー、クラクラするー、でも死ぬほどひどいってワケじゃない。

私のこの不調は副作用なのか、夏バテなのか。

そもそも、当地では夏バテという言葉とは無縁だったのに、今年の尋常でない暑さが副作用を助長したのか。

まあいいや。どちらにしろ、解決には対症療法しかない。そして、副作用であるのならば漢方治療が推奨されている…との事で、行って参りました人生初漢方外来。

せっかくなので不調をあれこれダラダラ散々に述べましたところ、二種類の漢方薬が処方されました。

・加味逍遥散
・麻黄附子細辛湯

  でございます。

帰宅して色々調べた所、
加味逍遥散には心優しい方の様々な症状に
という一文が。

これこれ、これよ。
私の求めていた物は。
心優しくて色々悩むのよね。
と、喜んで服薬。

しかし、問題は麻黄附子細辛湯の方でございます。

微熱・倦怠感・疲労感・低血圧による頭痛、めまい、気管支炎、ぜんそく、日光アレルギーと、私が日々悩まされる症状が全網羅。
いや驚きました。
同じような人が沢山いらっしゃってこういう処方が出来ているんでしょうねえ…。

と言った次第で服用始めました麻黄附子。
ところが大変です奥様。
あまりにも証に合ってしまったのか、服用翌日から全開バリバリ。

体は軽いわやる気は出るわ。
若い者と一緒に飛び跳ねても息は切れないわ。

その上寝なくても全然大丈夫、ってゆうか全然寝付けない。アタシまだまだやれますわ状態。殆ど寝ていないのに朝の目覚めもすっきり爽やか。さあ、一日の始まりです!みたいな!!


はっきり言ってこの薬ヤバいです。
ちょっと私、高度経済成長期時代にヒロポン飲んで突貫工事やってたおっさんみたいだわー!!!

次回3週間後まで規定量を飲み続けるのには勇気が必要です。
薬局とご相談して服用量減らしました。
それにしても、私と証が似ている人がいらっしゃったら、この薬の効き目にはさぞかしびっくりする事と思います。

とりあえず今晩は飲まないでゆっくり寝よう…と思います。

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2009/12/24 (Thu) 抑肝散加陳皮半夏

冬至にはカボチャ食べてゆず湯入りました。
いやもう、世の中はクリスマスだっつの、という突っ込みはおくとして、カボチャ食べるのもお風呂にゆず入れるのも、案外理に適っている事なんだろうなあ…と思います。

柚子ではありませんが、漢方には陳皮という素材があって、これは干したみかんの皮。現在漢方調剤としては100パーセント国内で自給自足できているらしい(そりゃそうだろ)です。
干したみかんの皮が何に効くんだろう…と思わなくもないですが、色々な調合に含まれています。

本日ご紹介する抑肝散加陳皮半夏の「加」はプラスみたいな意味。

抑肝散という中国伝来の処方に、経験から陳皮と半夏を加えた日本独自の処方が抑肝散加陳皮半夏だそうです。

元々抑肝散は小児用の処方で、癇の強い子の気持ちを静めるために使用されたらしいです。お薬110番 該当ページ もちろん、癇の強い子の夜泣きにも。(夜泣きの薬しか書いてないですね。元々不眠系で色々試してみたのでそうなるのかも)

それに対して、陳皮・半夏を加え、癇の強い大人にも対処できるようにしたのが抑肝散加陳皮半夏。
加竜骨ボレイ系がめそめそくよくよ向きなら、こちらはカリカリイライラ系に効きそうです。

更に近年の研究で、抑肝散加陳皮半夏は大人や子供のADHD、ADD、またアルツハイマーにも効き目がある事が分かって来たらしいです。疳の虫に効く=衝動性を抑える、や認知力のアップに繋がるんでしょうか。
>>肝”は、心や精神をあらわします。抑肝散は、その意味での“肝
だそうですが、ヨーロッパの気質分類にも、「胆汁質」なんてのがありますよね。

胆汁質は自我をとくに表にあらわす気質ですから、
無意識と意識との間の葛藤が非常につよく、
なにかというとすぐに真剣になってしまい、
カッとなって血が騒いでしまいます。



洋の東西を問わず、カッとなる性質の人がたくさんいて、抑肝とか、胆汁に問題が…とか、似たような考えに行き着いているのはとても面白いです。
自分の性格に、多分にADDの気質が含まれる私としては(夜になると元気、嫌な事は後回し、ネット廃人)大変気になりますし、最近の物忘れの激しさにもぴったし

といった次第で飲んでみました。
(手当たり次第飲んでいるようですが、数年前に飲んだお薬もありますし、これはいい!と思ったものは家族の体験談等も含んでおります。因みに「甘麦大棗湯」は、頭脳労働系で気が小さい家族が大変気に入っております。具体的な悩みがある…というよりも、とにかく神経を使って疲れた、という日に飲むといいようです)

どこがどうとは言いにくいですが、これは私には合っている感じがします。
お勧めのタイプ
上司、バカ息子、自分を取り巻く有象無象にうんざりイライラしているそこの奥様お嬢様に。
夕方お腹も空いた頃にかーっと一服飲むと、お夕食の頃にはマリア様みたいな気分になれ………るかもしれません。

平均薬価
私は、普段使っている処方箋調剤薬局でツムラの2週間分42包という箱を買っています。2000円前後だったと。
甘麦大棗42包と一緒で3500円くらいだった記憶があります。
一日一包で続けてもいいし、イライラした時だけ飲んでもいいという事だったので、かなり持ちはいいです。
漢方薬局や一般の薬局で買うよりもリーズナブルなお値段だと思いますので、興味がある方は一度親しい薬局でご相談になってみるといいかもしれません。
以前はネットで買えた物ですから(現在は対面販売に限られている)積極的にセールスしていないだけで、売ってくれると思います。


漢方と言ってもお薬です。
人によっては重大な副作用が出る場合もありますので、専門家にご相談の上、自己責任においてお試し下さい。

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2009/12/05 (Sat) 桂枝加竜骨牡蛎湯&柴胡加竜骨牡蛎湯

桂枝加竜骨牡蛎湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)と柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)。
この二つは処方が似ています。植物成分が桂枝(=シナモン)なのか、柴胡なのかの違いで、比較的虚弱なタイプには桂枝、がっちりと健康なタイプには柴胡が処方されるようです。

現在手元に柴胡…の方がありますが、
「更年期のイライラや気分のおちこみを改善する」
という大きなキャプションが。

それでいて裏側の「効能・効果」の欄には「精神不安があって、どうき、不眠などを伴う次の所症:高血圧の随伴症状(どうき・不安・不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜泣きと書いてあるんだから、この辺りが本当漢方の面白い所だと思います。

更年期のイライラにも小児の夜泣きにも効く、と。


前回「甘麦大棗湯」をご紹介いたしました。
これは日中の神経の興奮を鎮める…という事で寝つきが悪いのに効きますよ…=小児夜泣きにも効きますよ、だったのですが、こちらは「メソメソ系」の不眠やイライラに効くようです。
実は、あんまりメソメソしない私にはこの処方は効かなかったのですが、来し方行く末を思ってついメソメソしてしまうタイプの方にはいいかもしれないと思ってご紹介してみました。

ご紹介した理由はもう一つ。
>加竜骨牡蛎
ですよ奥さん。

牡蛎はまあ、字を見てその通り牡蠣殻カルシウムだろうな…と思ったのですが、竜骨って何。
牛の骨とか、まあいいとこサイの骨とか、その辺りを「竜骨」って事にしてるのかな、と思って調べてみました。

化石!

竜骨って化石!!!!!!!!

いやー!ロマンですわ奥様。
化石に「竜骨」って名付けて漢方薬の材料の一つにする。
多分これって、牡蠣殻がカルシウム、そして化石ってのはマルチミネラルの摂取なんでしょうね。
太古のアミノ酸が何百年、何千年という時を経てミネラルに結晶する。それを薬として摂取すると神経症全般に効能がある…って、いつどうやって誰が調べて結論付けたのか。
そして、現代の科学と照らし合わせても齟齬なく効用があるって、凄いですよね。

「今日は神経使っちゃったなー」という日には「甘麦大棗湯」で十分眠れてしまう私ですが、この加竜骨牡蛎、人知では計り知れない処方にメソメソくよくよ系の方は一度お試しになってみてもいいかもしれません。


※漢方と言ってもお薬です。人によっては重大な副作用が現れる事がありますので、専門家のご意見を参考に自己責任の上でお試し下さい。

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2009/11/12 (Thu) 甘麦大棗湯

これは元々小児用の処方だそうです。
「小児の夜泣き・疳の虫」に。
ウヅ救命丸やヒヤ奇應丸のキャッチフレーズみたいな物に効くお薬。

漢方おじさんに言わせると、「これ、ほんとに大したもの入ってないんですよ。字を見て貰えば分かるように」。
漢方薬の名前って面白いですよね。
で、読んで字の如く、甘は甘草、麦は何かの麦。大棗は中華素材コーナーでもドライフルーツコーナーでも見かける「ナツメ」です。

「だったら『強い子のミロ』飲んでいるような物ですか?」と尋ねましたら全然違うそうです。ミロも栄養豊な小麦胚芽ドリンクだし、甘くて落ち着きそうだし、寝る前に飲めば良く眠れそう…って感じですよね。
同じような物でもそこが調合の妙なんだそうで、その絶妙な匙加減で薬湯となった甘麦大棗湯は確かに効くそうです。
で、子供だけでなく日中あった出来事で神経が疲れたりささくれ立って寝つきが悪い時に飲むと大変宜しいと。

元々、今年に入ってから母親が寝つきが悪い悪いと謳い出したので興味を持ったのですが、睡眠導入系の漢方薬はとても沢山あるそうです。
その中の一番処方の大雑把な、大体どんな証でも合いそうな、そして単純に刺激や興奮で寝つきが悪い時に利用する漢方としてご紹介してみました。

で、飲んでみましたが、私には結構合っているようで目が冴えて眠れない…という時に愛用しております。
リンクフリーサイトではなかったのでご紹介出来ないのが残念ですが、中国系で日本で小児科医をしていらっしゃる先生(女性)も、サイト内のトピックとして取り上げられ、ご本人も神経使いすぎて眠れない…という時に愛用していらっしゃると書かれていました。

同じ「眠れない」でも心配事があって眠れないとか、イライラして眠れないという時にはまた別の処方がいいようです。

「漢方薬はぬるま湯に溶かして飲むといい」と聞いた事もあります。お湯の効果で匂いや味も強まるのですが、本人の証に合っていると飲んだ時案外美味しく飲めるんだそうです。気持ち悪いとかとても飲めない…という感じのする薬は合っていないんだとか。

でも、良薬口に苦しって言葉も随分昔からあるし、どうなんでしょうね。

薬の名前がなんとか湯の時はお湯に溶かして飲むほうが良くて、なんとか丸とかなんとか散だったらそれほど気にする事もない、という事も教えて貰いました。

※漢方と言ってもお薬です。人によって重大な副作用が出る事もありますので、専門家にご相談の上自己責任でお試し下さい

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